当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

看護師の手取りの平均額は?手取りアップのための8つの方法をご紹介!

更新:2018/10/02

[お仕事について]

看護師の手取りの平均額は?手取りアップのための8つの方法をご紹介!

こんにちは!ママナースあつ子です。毎日の業務お疲れさまです。

看護師の手取りの平均額を、あなたは知っていますか?

他の職種と比べると看護師は高給取りだから、と今の手取りに満足して安心していませんか?

もしかしたら、あなたの手取り、平均より少ないかもしれませんよ?

経験年数によって手取り額はどのくらい違うのか、継続して働いたら今後どれくらい増えていくのかということも知っていますか?

なんとなく「都会の病院は手取りが高くて、郊外の病院は安い」とか「大きい病院は高くて、小さい病院は安い」ということは知っているかもしれませんね。

ですが、具体的な数字で比較したことがある人は少ないんじゃないでしょうか。実際どれくらい差があるのか知りたくないですか?

そして、手取り額が平均より多い人も少ない人も、もっと手取り額を増やせるのなら増やしたいですよね?

「手取りを増やすには転職するしかないんでしょ?転職するのは大変だから、手取りを増やすのはあきらめるわ」と思った人、いますか?

そんなことはないんですよ!

転職しなくても手取りアップを目指せるんです!

今回は、看護師の手取りの平均額と、手取りを増やす方法についてお話しします!

看護師の手取りの平均額はコレだ!

看護師の手取りの平均額をみていく前に、手取り額の定義について確認しておきましょう。

手取り額とは、基本給に夜勤手当などをプラスした総支給額から、税金や社会保険料などを引いた、実際に手元に入る金額のことです。

一般的に、総支給額の8割程度が手取りとされています。

看護師の手取りの平均額

では看護師の手取りの平均額を男女別にみていきましょう。

<年代別男性看護師の給料と手取り>

 

月額給与

 手取り(給与の80%)

20代前半

275,200

22160

20代後半

322,700

258,160

30代前半

342,100

273,680

30代後半

352,700

282,160

40代前半

354,500

283,600

40代後半

37900

296,720

50代前半

387,400

309,920

50代後半

416,500

333,200

出典:厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査

<年代別女性看護師の給料と手取り>

 

 月額給与

 手取り(給与の80%)

20代前半

284,600

227,680

20代後半

317,700

254,160

30代前半

323,600

258,880

30代後半

331,200

264,960

40代前半

346,100

276,880

40代後半

353,600

282,880

50代前半

359,900

287,920

50代後半

313,200

25560

出典:厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査

 

あなたの手取り額と比べてどうですか?

女性看護師の手取り額は、50代前半をピークに50代後半は下がっています。

これは、夜勤や忙しい病院で働くことが体力的に難しくなり、日勤のみで働くようになったり、ゆったり働ける病院に転職する看護師が多いからではないかと思います。

逆に男性看護師の手取り額は増える一方ですね。

なんで?仕事内容は一緒なのに!と思いませんか?

これは、男性看護師は一家の大黒柱として50代になっても夜勤も含めバリバリ働かなければならないことや、管理職になって基本給が増えたことにより、手取り額もアップしているのではないかと思います。

また、看護師の手取りは、年数を重ねてもなかなか増えないという特徴があります。

一般的な社会人男性の平均手取り額は、20代前半で20万円、50代前半になると43万円まで増えます。

しかし、男性看護師は20代前半では27万円と高いですが、50代前半では35万円で一般的な社会人男性より下回っています。

看護師の手取りは、最初は高いものの、そこからあまり増えないんです。

施設別

看護師の手取り額は、働く病院の種類によっても変わってきます。

例えば国立病院とクリニック、500床以上の大きい病院と100床未満の小さい病院では、手取りに大きな差があるのです。

以下のデータは、日本看護協会の「2012年 病院勤務の看護師の賃金に関する調査 報告書」によるものです。

手取りではなく基本給の額なので、それに0.8をかけて計算したものを手取り額の目安として右側に載せておきますね。

  • 国立病院:347,967円 (手取り 278,374円)
  • 公立病院:363,538円 (手取り 290,830円)
  • 大学病院:382,696円 (手取り 306,157円)
  • 個人病院:289,510円 (手取り 231,608円)
  • 99床以下 :299,455円 (手取り 239,564円)
  • 100~199床:310,823円 (手取り 248,658円)
  • 200~299床:330,382円 (手取り 264,306円)
  • 300~399床:346,912円 (手取り 277,530円)
  • 400~499床:353,095円 (手取り 282,476円)
  • 500床以上 :374,077円 (手取り 299,262円)

大学病院、500床以上の大きな病院で基本給が高いことがわかります。

看護師の給料は基本給にプラスされる様々な手当が鍵を握っているので、「基本給が高い=手取りが高い」とは一概に言えません。

しかし、大きな病院では手当なども充実していることが多いため、だいたい「大学病院や大きな病院=手取りが高い」と言っていいのではないかと思います。

大学病院や病床数の多い大きな病院は、最先端の医療を提供していたり、経営母体がしっかりしていて経営が安定していることが、手取り額の高さに影響していると考えられます。

地域別

看護師の手取り額は、働く地域によっても変わってきます。

こちらも手取りではなく基本給のデータなので、右側に手取り額の目安となるものを載せておきます。

  • 東京23区 :351,375円 (手取り 281,100円)
  • 政令指定都市:324,883円 (手取り 259,906円)
  • 市 :321,243円 (手取り 256,994円)
  • 町 :324,569円 (手取り 259,655円)

東京23区が一番高いという結果になりました。これも、様々な手当によって左右はされますが、概ね「東京23区の病院=手取りが高い」と言えると思います。

東京23区内は、最先端の医療を行える大きな病院がたくさんあることや、物価が高いことが、手取り額が高い要因だと考えられます。

病院側も周囲にライバルとなる病院が多いため、看護師をより多く獲得するために給料を上げているというのもあるかもしれません。

看護師の手取りをアップさせる前に考えること

では、看護師の手取りをアップさせるためにはどのような方法があるのでしょうか。

今の手取りが平均より低いことがわかった人も、平均より高かったけどもっと増やしたいという欲張りさんも、手取りをアップさせるためにできることはいろいろあります。

「どうせ転職しろって言うんでしょ」なんて思わずに、いろいろなアプローチを一緒にみていきましょう!

まずは、今の手取り額が少ないという看護師さんの場合、その原因を究明しましょう。

基本給が安い、手当が少ないなど、原因がわかればそこを改善すればいいんです!

今の手取り額は高いけどもっと増やしたいという看護師さんは、今よりスキルアップ、キャリアアップしないと手取りは増やせないかもしれません。

また、手取りは増やしたいけど転職はしたくないという看護師さんも、キャリアアップや働き方を変えることを考えてみるといいでしょう。

では、これらを踏まえて、具体的な看護師の手取りアップの方法をひとつずつみていきましょう!

看護師の手取りアップへの道!その1:基本給の高い病院へ転職する

看護師が手取りをアップさせるために、手っ取り早いのは基本給の高い病院に転職することです!

大学病院や国公立病院、病床数の多い大きい病院は基本給が高いことがわかりましたよね。

このような大きな病院では、最先端の医療を学べるため、看護師としての経験値をかなり上げることができると思います。

多くのことを学びながらバリバリ働いて、手取りアップを目指したい!という意欲ある看護師さんは、大きい病院に転職することをオススメします!

「バリバリ働くのはちょっと…」という人は、大きい病院の中でも比較的落ち着いている診療科への転職を検討してみるといいと思います。

「大学病院って年齢制限があるんじゃないの?」と思ったあなた!

確かに、大学病院は体力や記憶力などが特に必要であるために、年齢が高いと不採用になったり、そもそも募集してなかったりするんです。

しかし!そうでない大学病院もありますからご安心ください。

年齢が高くても、意欲があれば働ける大学病院はあるので、あきらめずに探してみてくださいね!

給料の高い病院について知りたい!という人はこちらも読んでみてください!

<給料の高い病院で長く働くなら、都会で探す?それとも地元で探す?>

看護師の手取りアップへの道!その2:手当が充実している病院に転職する

看護師の手取りアップのためにできることは、各種手当が充実している病院に転職することです。

前述しましたが、看護師の給料は様々な手当にかかっていると言っても過言ではありません。

看護師の手当には、夜勤手当、残業手当、住宅手当など様々なものがあり、その種類や金額は病院によってかなり違います。

夜勤にたくさん入れる人は夜勤手当が高い病院、子どもがいて夜勤はあまりできないという人は家族手当が高い病院など、あなたの状況や働き方に合った手当が充実している病院を探してみてください。

そうは言っても、やはり基本給が低すぎては元も子もないので、基本給もそこそこ高い病院を見つけてくださいね。

看護師の手取りアップへの道!その3:東京都内で働く

看護師の手取りをアップさせるために、東京23区で働く!というのはどうでしょうか?

都内で働きたいなぁと思ったことがある看護師は多いと思います。

私もその一人です。

勇気が出ずに叶いませんでしたが…。

都内の病院は、やはり最先端の医療を提供しています。

患者さんの数も多く、看護師として学ぶことはとても多いと思います。

またマンション借り上げの看護師寮があったり、住宅手当が充実していることも多く、格安で都内に住むことができます!

また公共交通機関も整っているため、通勤しやすいと思います。

仕事帰りにおしゃれなバーでお酒を飲んだり、休みの日にはショッピングをしたり、プライベートが充実させられるのも魅力的ですよね!

最先端の医療を学んで、たくさんの患者さんと関わりたい!いろんな症例をみたい!そして都会でのプライベートも楽しみたい!という看護師さんは、東京23区内の病院がいいと思います!

しかし、「おしゃれなカフェとかよりも、自然豊かな所でゆったりのんびり暮らしたいわ」という人は、もしかしたら都内の環境は合わないかもしれませんね。

看護師の手取りアップへの道!その4:昇給率のいい病院に転職する

看護師の手取りをアップさせる方法、4つ目は昇給率のいい病院に転職することです。

前述したように看護師の給料は、初任給は高いのですが、そこからなかなか上がっていかないという特徴があります。

昇給率は病院によって差があります。看護師の手取りはなかなか増えないにしても、その中でも昇給率の高い病院、低い病院があります。

昇給率の低い病院で働いていると、長く働いてるのにちっとも手取りが増えない!なんてことになってしまいます。

あまり何回も転職したくない、同じ病院に長く勤めたい、という人は昇給率の高い病院に転職するのもオススメです。

今すぐ手取りアップ!というわけにはいかないかもしれませんが、数年後の大幅アップは期待できるかもしれませんよ!

昇給率の高い病院についてもっと知りたいあなたは、こちらもチェックしてくださいね!

<看護師の給料ってなぜ上がらないの?給料アップの近道は転職だった!>

看護師の手取りアップへの道!その5:今の病院で役職につく

看護師の手取りをアップさせる方法、結局転職ばっかりじゃん!と思っていましたよね?お待たせしました!

転職せずに手取りを増やすために、今の病院で役職につくという方法があります!

看護師長など役職がつくと、基本給が上がったり、管理職手当がついたりするので、転職しなくても手取りを増やすことができます。

日本看護協会の同調査によると、看護師長に対する管理職手当がつく病院は全体の79%を占め、平均額は81,000円とされています。

副看護師長の場合、管理職手当がつく病院は51%で、平均額は60,900円なので、どちらにしても大幅アップが期待できますね!

看護師の手取りアップへの道!その6:今の病院で専門看護師・認定看護師になる

看護師の手取りアップの方法、6つ目は今の病院で専門・認定看護師になることです。

ゆくゆくは師長を目指すとしても、「私まだ看護師3年目で師長とか当分なれませんけど!」という人も多いですよね。そういう責任の重い役職はちょっと…と思う看護師さんもいると思います。

そんな人は専門看護師や認定看護師になるというのはどうでしょうか?認定看護師などになると手当がつく病院もあり、手取りを増やすことができます。

しかし、日本看護協会の同調査によると、専門看護師に手当を支給している病院は23%で、平均額は13,000です。

認定看護師に手当を支給している病院は30%、平均額は11,000円です。

どちらも手当がつく病院自体が少なく、額もそんなに多くはないため、大幅なアップは期待できないですね。

しかし、看護師としてのレベルアップも兼ねて、興味のある分野に専門・認定看護師があるなら、目指してみるのもいいと思います。

専門・認定看護師として活動することで、師長への道も近づくかもしれませんよ!

院内認定看護師というのもアリ!

「認定看護師もちょっと敷居が高いわ」という場合は、院内認定看護師というものもあります。

最近、院内認定看護師を育成している病院は多く、院内限定の認定看護師であっても手当がつくこともあります。

あなたの病院に院内認定看護師の制度があれば、その道もいいかもしれません。

しかし、専門・認定看護師の平均額よりも少なくなることが予想されるので、やはり大幅なアップは難しいかもしれませんね。

看護師の手取りアップへの道!その7:今の病院で異動する

看護師の手取りアップのための方法、7つ目は今の病院で異動することです。

救急部や精神科、オペ室などの部署には特別手当や危険手当などがつくことがあります。

このような部署に興味があり、やってみたい!という看護師さんは、異動するのもいいでしょう。

しかし、この手当がつかない病院もありますし、だいたい相場は10,000円くらいなので、大幅なアップは難しいです。

あなたの病院はどれくらいもらえるのか調べてみてくださいね!

看護師の手取りアップへの道!その8:今の病院で働き方を変える

看護師の手取りアップへの道、最後は今の病院で働き方を変えることです。

例えば、夜勤専従看護師になるなんていうのはどうですか?

日勤はいつもバタバタして忙しいけど、夜勤は落ち着いてるから夜勤のほうが好き!という看護師さんて、けっこう多いと思います。

夜勤手当がしっかりつく病院であれば、夜勤専従でも高い給料を手にすることができるでしょう。

もしかしたら手取りアップにはならないかもしれません。

しかし、夜勤専従は少ない勤務日数で働くことができるので、プライベートの時間が増え、相対的に手取りアップと考えることもできるでしょう。

ですが、夜勤が続くと体調を崩してしまう人にはオススメできない方法です。

夜勤専従看護師に興味がある人はこちらも見てみてください!

<夜勤専従看護師って実はお得!楽に高い給料を得るメリット!>

看護師の手取りアップへの道!まとめ

いかがでしたか?

看護師が手取りを増やすための方法は8パターンあります。

今のあなたの手取りが少ない原因は何なのか、転職するのかしないのか、この先どんな看護師を目指していくかで、選ぶ方法は違ってくると思います。

手取り額がどのくらい増えるかで転職するかしないか決めたい、という人もいるでしょう。

手取りが増やせそうな病院をいくつか探し、もし転職したら実際の手取りはいくらになるのか、正確なデータを基に比較できたらいいですよね。

しかしあなた1人の力で正確なデータを基にシミュレーションするというのは、時間も労力もかなり必要となる大仕事です。求人情報だけではできないと思います。

そんなときは看護師転職サイトの転職コンサルタントに協力してもらうのはどうでしょうか?

転職コンサルタントは正確なデータを把握しているので、手取り額がどのくらいになるのか、あなたよりも早く計算することができます。

シミュレーションしてから転職を決意しても、もちろん転職しないことを決意しても大丈夫です。

どのくらい手取りがアップするのか、シミュレーションだけでもしてもらいませんか?転職するなら、確実なデータを基に、確実に成功させたいですよね!

あなたの手取りが増え、仕事もプライベートも充実させられることを私も応援しています!

<転職サイトがたくさんあって選べない!どこがいいのかわからない!という看護師さんはこちらをチェック!>

看護師転職サイトのおすすめ

マイナビ看護師

オススメ度:★★★★★
運営:株式会社マイナビ

マイナビ看護師は実績豊富で安心できる看護師転職サイトです。あなたにあった求人を選んでくれるので、まずは相談しましょう。利用者満足度も高く、おすすめです。

ナース人材バンク

オススメ度:★★★★☆
運営:株式会社エス・エム・エス

ナース人材バンクも実績豊富なため大変参考になるアドバイスが貰えます。マイナビ看護師との併用がオススメ。

執筆者情報

看護師進路相談所編集部
看護師進路相談所編集部
看護師進路相談所は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。

こちらもおすすめ

ページのトップへもどる